同じことの繰り返しに
いつの間にか
慣れていたようだ
いつの間にか疵付けて
いつの間にか疵付いて
それでもまだ笑おうとする自分
耳元で機械が発する声がする
いつの間にか君の声まで
機械音
何が正しくて
何が間違っているのか
何が本当で
何が嘘なのか
見えるようになれば良いのにと願いながら
見えないで居る今のままで安心している
自分が居る事は真実で
何もかもが
消えてしまえばと云う願いも
紛れも無い自分の中の真実で
総てのことに終わりがあるけれど
その終わりを観たいような
観たくないような
曖昧な感覚に襲われている